和凧。高いです……
★郷土玩具★をクチコミ順に並べてみる。



広島県

田面船(たのもぶね)(尾道)木・紙製
八朔の節句(旧八月一日)豊作祈願の田面祭に、初誕生を迎える男の子に贈られる。
紅白の色紙を張った極彩色の本の屋形船に四つの輪がついている。
これにシンコ細工の田面人形を乗せて産土神にお参りする。
船は、そのむかし尾道の浦に入港する北海道松前船に形どったという。

三体御輿(尾道)木・シュロ製
尾道八坂神社の祇園祭にくりだす三体のミコシをまねた祭社玩具。
三体が互にもつれ合うので「喧嘩御輿」の名で知られているが、おもちゃのほうも、下側にシュロを植え、台を叩くと三つがそれぞれもつれ合って本物の感じをだす。

三次の土人形(三次)土製
寛永年間、藩主浅野侯が、江戸の人形師を同地に住ませて土人形を焼かせたのが始まりという。
三次市に編入以前は、十目市人形の名で知られていた。
節句人形が主で、天神、武者もの、鯛持、子守など数十種。
美しい光沢があるので光人形ともよばれる。
最近、唯一の作者が死亡後は未亡人の手によってあとをつがれている。

常石のはりこ(沼隈)紙製
十日市(三次)人形の型をはりこ化したのを主に、明治二十年ころからつくり始めた。
節句ものの鯉金時、弁慶、秀吉、天神、袖上げ女、舞子女など、ほかに鼻高、赤鬼、加藤清正、姫、キツネの面以下約六十種がある。

庄原地方のトラヘイ馬(庄原)ワラ製
旧正月十四日、部落の若者が手づくりのワラ馬を「トラヘイ」「トラヘイ」といいながら家々の玄関や縁先におき、返礼に金品をもらう農村公事があった。
現在その風習はなくなったが、老人たちがわずかにつくっている。


posted by 郷土玩具 at 10:00 | 中国地方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福岡県

博多人形(福岡)土製
慶長五年(一六〇〇)黒田長政が博多に築城の際、瓦師正木宗七が、その瓦土で人形をつくったのが始まり。
博多人形の名は明治以後からのもので、現在の作品は、郷土玩具の範囲から抜けだしてひろく一般化されてしまった。
わずかに陶芸師正本家の系統を継承する一家が伝統的な古型を製作しているが、陶芸が主で、土人形は積極的には市販せず、注文によってつくっている。
種類に、大小二百種ほど現存しているが、現在の製作は、小型を中心に約三十種。
笹野才蔵、鈴持猿、シシ舞、首人形など、いずれも古格にあふれている。
なお、別系統として、同一家の老女が、古式博多人形(中ノ子人形)をつくっている。

赤坂の土人形(筑後)土製
赤と緑を主調とし把稚拙な作り方が、かえって古い風格をだしている。
キツネ義太夫、シシ冠りなどのほか人形笛(兵隊、ハト、イヌほか)以下数十種。
津屋崎の土人形(津屋崎)土製
博多人形の面影を色濃く残している。
節句人形を主に武者人形など種類が多いが、フクロウ笛などの笛類に特色があり、宮地岳神社のみやげものとして売られている。

戸畑のセミ凧(戸畑)紙・竹製
作者の名をとって孫次凧ともよばれる。
花嫁衣裳の形をとったうちかけ凧、唐人凧などがあるが、ことにセミ凧がすぐれている。

甘木のハタハタ(甘木)紙・竹製
甘木市内安長寺地蔵尊の初市(一月十八日)に売られる豆太鼓。
紙の太鼓面には桃太郎などが描かれ、両側についている豆が、竹棒をふると太鼓面に当って音をだす。
子どものホウソウ除けのまじないという。

太宰府のウソ(太宰府)木製
太宰府天満宮のウソ替え神事(一月七目)で求められる。
全国の各天満宮には、これと似た行事があるが、太宰府のウソは、朴の木の削りかけで華麗な代表的作品。

芦屋のワラ馬(芦屋)ワラ・紙製
この地方では八朔の節句(旧八月一日)に、生れて初めてその日を迎える男の子の家ではワラ馬をかざる風習かある。
それに紙の武者人形を乗せ、英雄豪傑の名を書いたのぼりをさす。
藩祖黒田如水が国入りの故事から由来するもので、子どもの幸多き未来を祈る行事である。

清水観音のキジ車(瀬高)木製
赤、緑彩色の四ツ車もの。
清水系キジ車で背に鞍がついている。
同観音詣でのみやげに、子宝を授かる縁起ものとして求められる。
posted by 郷土玩具 at 08:00 | 九州地方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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