和凧。高いです……
★郷土玩具★をクチコミ順に並べてみる。



滋賀県

小幡の土人形(五箇荘)土製
古い宿場町に残る近江路の土人形。
二百数十年ほど前から、京の伏見人形の型をもとにしてつくり始められたという。
描影は、本家に比べると泥くさく、またそれだけに素朴な味がある。
種類は、汐汲み、松茸狐、俵牛など三百稲。


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京都府

伏見の土人形(京都)土製
伏見街道筋で売られている土人形として三百年の歴史をもつ。
伏見稲荷社にちなんだキツネをはじめ、人形化されないものはないというほど種類が多く、現在製作されているものだけで約三百点。
それぞれがみな民間信仰やまじないにつながっているのが特色。
全国各地の古い土人形のほとんどが、この伏見人形を祖型としている。
マンジュウ喰い、馬乗りキツネなど、優美で自由なできばえは、日本の土人形の本家の名に恥じない。

祇園鉾(京都)紙・木・竹製
祇園祭(七月十七日〜二十四日)に練りだす山鉾にまねた祭礼玩具。
紙製の山車に、土製の人形を乗せた長刀鉾、船鉾の二種がある。

清水の土人形(京都)土製
清水寺の参道で売られるみやげもの人形。
戦争で製作が中止されていたが復活した。
伏見人形に比べて小型のかわいらしいもので、七福神、十二支、天神、お多福、福助など。
特色は首ふり人形で、胴と頭が分れ、頭を押すと下のおもりが揺れて頭が前後に動く。
なお、同所清水坂のみやげもの店で「豆人形」が売られている。
小指の先ほどの小さな一文人形で、大原女、西行、タヌキ、トラなどの十五種で、古くは小マスで計って売ったので「ハカリ人形」の名がある。

壬生の面(京都)
京都の春の年中行事、壬生寺の大念仏壬生狂言につかわれる面から取材したもの。
土蜘蛛、鬼女、牛若など特異なものがある。

伏見のはりこ(京都)紙・木製
かつて滋賀・草津の名玩で知られていたピンピン鯛や、大阪の角力人形などが模作されている。

男山の紙鯉(八幡)紙製
石清水八幡の放生会(九月十五日)の祭にちなんでつくられるもので、紅白の二種。
厄除けとし、病人の寝具の下に入れると、床ズレがしないなどという。
ほかに、破魔弓、カンザシ、楠鳩などの縁起ものがある。
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三重県

サルはじき(松阪)竹・布製
竹バネをはじくと、くくりザルがとびあがる、はじきザルだが、ここではサルはじきとよんでいる。
松阪の厄除観音岡寺山継松寺で初午の日に売出される。
緑、赤、金色の紙を巻いた竹棒を、はじかれたサルがのぼりおりする。
厄をはじき去るという縁起もの。

竹鳴りゴマ(伊勢)竹・木製
この地方のモウソウ竹と伊勢神宮の山にあるチサの木でつくったコマ。
竹を輪切りにして、上下に本の帽子をかぶせ、竹の胴に細長い穴をあけたもので、よい音をたてて回る。
お伊勢参りのみやげものとして、かかしから知られ、古くから日本の于どもたちに愛された「唐ゴマ」の基本型を示す竹ゴマとして代表的なもの。

大入道(四日市)紙・竹製
四日市市内諏訪神社の祭礼(九月二十五目から三日間)に曳き回される山車人形の大入道をまねたもの。
そのむかし、この町にすんでいた古ダヌキが大入道に化けていたずらするので、これに対抗するため、人間が大入道をつくって大きさくらべをして勝った、という伝説から生れた。
二本の竹を動かすと、本物と同じように、大入道がいろいろな表情をしてみせる。
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奈良県

手向山八幡の絵馬(奈良)木製
平面的な普通の絵馬とちがって、馬の形に彩色した板を台座に立てた立体的なところが変わっている。
上代には、雨乞いの際など神前に馬を献ずる習慣があったことに由来しているが、そのデザインは近代的な感覚
を示して新鮮である。

法華寺の守り犬(奈良)土製
光明皇后が、この尼寺で祈願をされた際、犬型のお守りをつくって、悪病災難除け、安産の守りとして授けたのが始まりという。
粘土に雲母をまぜてつくった小犬で、代々一山の尼僧の手によってつくられ授与されている。

出雲人形(桜井)土製
初瀬人形、またはベト人形ともよばれる。
粗悪な絵具を用いて古拙な味がある。
俵牛、天神、三番叟など各種。

唐招提寺の宝扇(奈良)紙・竹製
この寺の年中行事、梵網会(五月十九日)に、火除け、雷除け、安産のお守りとして撒かれる。
竜宮の乙姫さまが持っているような唐風のウチワで、魔除けの梵字が書いてある。
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和歌山県

米つき車(和歌山)木製
胡粉地に茶と群青色で平屋根に「米」という字が図案化されている。
紐を引いて車が動きだすと、三つのキネが交互にコトコトと米をつく音をたてはじめる。
地元ではコメカチグルマとよんで古くから親しまれてきた。

瓦ザル(和歌山)土製
元和年間から、この城下町の瓦職人が副業としてつくってきたものという。
サルは、桃抱きの立すがたで、安産および子授けのまじないに用いられる。
また瓦ウシは、クサを食うということから、子どものおでき(クサ)を治すまじないとして同じく用いられてきた。

高野山の導き犬(和歌山)紙製
黒白二匹の小型はりこイヌを松の小枝に吊したもので、弘法大師が黒白二匹のイヌに導かれて高野の霊場を開いたという伝説からつくられた。
高野山みやげとして参道筋で多く売られたが廃絶。
戦後また復活したもの。

加太淡島神社の守り雛(加太)紙製
神功皇后征韓伝説から生れた小さな作品。
小米雛ともよばれ、婦人病一切のお守り。

粉河の流し雛(粉河)紙・土製
那賀、伊都両郡一帯には古くから流し雛の風習があり、不治の病いや身のけがれを雛に托して、これを小田川に流せば、紀ノ川に合流して加太淡島さまに流れつき、願いがかなうといわれる。
色紙衣裳の男女一対のかわいらしい紙雛(首は土)で、一時廃絶したが復活。

御坊人形(御坊)練・紙製
この地方では、幼児誕生のとき、男に天神、女なら立雛を親類縁者から贈る風習があり、その添え玩具として、鯛戎、鯛狗、清正、だるま、俵持ちなど、練物やはりこ製のめでたい人形もつくられた。
ことに、天神(はりこ)は、すぐれているが、現在、老作者がひとりわずかに命脈を保っているにすぎない。
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兵庫県

有馬人形筆(神戸)毛・竹製
筆を玩具化したもので、字をかくために筆を立てると、筆軸の尾から、かわいらしい豆人形が出てくる。
軸も美しい絹糸で巻いてある。遠いむかし、舒明帝の皇后が、有馬の名湯のおかげで有馬皇子をもうけられたという故事から親子筆が生まれたともいい、また習字きらいな若君のために、この人形筆が考案されたとも伝えられている。

姫路はりこ(姫路)紙製
面が主で、天狗、鬼、えびす、大黒、キッネ、半面、清正、牛若丸など種類も多く、昭和十年ころまではほとんど全国に販路があって大量生産していた。
それだけに一般的な感じだが、うすい割りにしっかりしていて、表情も洗練されている。
面のほかに、だるま、トラ、シシ頭などがある。

姫路のコマ(姫路)木製
明治の始めころから存在していたという。
付近の山から入手できるエゴ、ブナ、フクソウなどの木を材料に、文七コマ、ぶちコマ、紋人コマ、鬼コマ、源水コマ、糸引きコマなど種類も豊富で、昭和初期までは姫路以西の各地にひろく売りだされていたという。
現在では地元の播磨地方にわずかに販路があるだけで、作られているのは紋入、源水、飾り、木地だけのものなど。
赤と青の色をつかい、昔の面影をとどめている。

淡路のだんじり(津名)布・木製
淡路島津名町志筑の祭礼などにでる布団神輿にまねたもの。
屋根は赤布でおおい、四隅にチョウチンがついていて、はなやかなミコシの感じをだしている。
最近はミコシのかつぎ手が少なくなり、各地のミコシも車の台に乗せるようになったので、このおもちゃのほうにも車がつけられた。

城崎の麦ワラ細工(城崎)麦ワラ製
温泉みやげとして、古くから麦ワラを編んでつくった動物や指輪などのおもちゃ類があり、東京の大森の麦ワラ細工とならび称されていた。
現在はほとんどみられなくなったが、わずかに、麦ワラ製の指輪だけが残存している。
赤、黄、緑、紫、白の五色の麦ワラで美しい幾何模様が編まれていて、十個十種が麦ワラに差しこまれている。

稲畑の土人形(氷上)土製
幕末のころ、伏見人形の影響をうけてつくり始められたという。
農閑期の製作で、武者、鯛乗り、娘など十余種。
ことに天神は節句の主座にかざるという土地の習慣から、赤天神、白天神、雷除天神、土台天神など種類も多い。現在製作はただ一軒。
主人の歿後未亡人がついでいる。

葛畑(かずらはた)の土人形(関宮)土製
但馬の山間部、十数軒ほどの小さな葛畑部落でつくられている。
江戸時代末期、伏見人形をもとに土人形をつくり始めたのが最初でむかしは、但馬一円から、丹波、因旛地方にまで、初節句の祝いものとして求められたという。
冬の長閑期の仕事で、高砂、八重垣姫、金時、鯛戎、福助、桃太郎などの種類があり、あっさりと明るい色調に素朴なにおいがする。

神戸人形(神戸)木製
明治末期に生れた黒ん坊のカラクリ人形。
もともと外人目当ての観光みやげとしてつくられたもので、兵庫開港のころ、黒船乗組の黒ん坊の印象を人形化した。
いかにも港町らしい特異の存在。
酒呑み、スイカ喰い、魚釣りなど百二十種。
箱のわきのつまみを回すと、黒ん坊がロをあけたり、手を動かしたりする。

三つ山(姫路)紙・木製
姫路の播磨総社楯兵主神社の二十一年ごとの神事、三ツ山大祭のヤマ(色絹布で巻いた巨大な造りもの)を模した、はりこおもちや。
一時廃絶したが最近復活。
神社でも授与することになった。
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大阪府

神農さんのトラ(大阪)紙製
大阪市の薬種問屋街道修町にある少彦名(すくなひこな)神社の祭礼(十一月二十二、三日)に授与される、はりこの首ふりトラ。
この社は、わが国医薬少彦名命と、古代中国の薬祖、神農を杞ってあって、俗に「神農さん」とよばれている。
江戸時代にコロリ(コレラ)が流行したとき、道修町の薬種商が疫病除けの火薬を施与し、はりこのトラをつくって悪病退散のお守りとして一般に授けたといういわれがある。

住吉踊り(大阪)麦ワラ製
住吉大社に伝わる無形文化財、御田植神事の住吉踊りを形どったもの。
麦ワラ製の一重傘のまわりに赤の紙、布を垂らし、その中に白衣の早乙女に似せた白紙衣裳の麦ワラ人形の踊り子が四つ、木綿糸で吊り下げられている、吊し物玩具の一種。
正月(十五目まで)と節句には、社務所で頒布しているが、その日以外にも、社前の反橋前の露天で売っている。

住吉の諸玩(大阪)土製
大阪人の信仰があつい、住吉神社には、江戸時代から、伏見人形の流れをくんだ小型の土人形があったが、現在では、その型の一部が伏見と堺とでつくられている。
「初辰猫」は紋付羽織を着た招きネコ。
カミシモすがたのものもある。
末社楠玉神社に毎月初めの辰の日にお参りして商売繁盛をねがう人がこれを求めて神棚にかざり、四年間に四十八体そろうと「始終発達」となって大願成就というわけ。
そのほか、同境内の菌見神に子種をおねがいするとき、お供えする「種貸さん」人形。
神馬にかたどった「左神馬」や夫婦和合にむすびついた縁起ものの「裸雛」「むつみ犬」などがある。
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